地域に学ぶ場所がある幸せ

9月の県南支部準備会は、9月5日(木)、八木澤商店河野通洋社長を迎え、プラザイン水沢で開催されました。毎月奥州地域を中心に行ってきた準備会例会ですが、最近では地域も業種も年代も様々な経営者が集い始め、県南地域全体で30名の会員となりました。
今回報告に立っていただいた河野さんは、これまで震災からの復興を担う立場で、報告をいただくことがほとんどでした。しかしながら河野さんは自分が特別 の存在ではない、と常に話してきました。報告では「私は後継者としては全く酷いものでした。誰もが迷い、悩み、狼狽える。でも同じ悩みを共に語り合える仲 間がいたからこそ、ここまで来ることができた。地域に学ぶ場所があるとはそういうことだと思う」と、ご自身が20代でアメリカに渡り、夢を抱いていた時期 から、200年続く老舗を後継することを決意し戻ったこと、それでも様々な壁にぶつかりながら、ここまで来たことを、赤裸々にお話しいただきました。
社員と参加できる場所がほしい

参加された方々からは「実はまだ半信半疑です。地域で噂になるのでは、と誰も本音を言いたがらない。業界でも懐を探り合うことが日常だと思っていまし た。でも河野さんの話は、自分の今の悩みと全く同じ。ここまで話していいのだろうか、というのが正直なところ」「どうして今までこの地域に支部がなかったのかが不思議。実は幹部社員と一緒に参加できるところがないか、ずっと探していました。できることならばいつか新入社員の入社式や研修会も、県南地域で開催できればいい」など、河野さんの話をスタートに、止めどなく言葉が出されました。
千厩で起業した農業経営者からは、「千厩にも後継者は沢山いる。商店を、街をなんとかしようと思う若者も、地域に残って頑張っている。なんとかできない か」と切実な思いが話されました。次回は初めての千厩開催が行われます。一関千厩地域の皆様、ぜひお近くの方をお誘い合わせの上ご参加ください。
